日本のファッションショーの在り方 【ファッションコレクションについて】

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皆さん、こんにちは。
今回のmodaddiction(モーダディクション)は、ファッションショーについて書いていきたいと思います。

アパレル業界関係者やファッションが好きな方じゃないとあまり知らない世界だと思います。
ファッションショーについて簡単に説明いたしますと、ブランド側が新しい商品を発表するための場で、モデルに服を着せてショー形式で行うものです。流行の創出や販売促進を行う意図があります。


大きなイベントになってくると、日本ではコレクション、海外では期間が長くあることにちなんでファッションウィークと呼ばれています。(後述ではコレクションに統一)


コレクションは、年に2回、春夏物と秋冬物に分けて発表されます。春夏物は英語の頭文字をとって「SS」(Spring/Summer)、秋冬物は「AW」(Autumn/Winter)と表記されることが多く、その年の数字が前につきます。2016年の秋冬物だったら16AWですね。
海外では「Autumn」よりも「Fall」が用いられることが多いため、秋冬物は略されず
「Fall and winter」と呼ばれることも多くなってきました。



オートクチュールとプレタポルテで開催時期が違うのですが、今回はプレタポルテについて書いていきます。ちなみにオートクチュールはオーダーメイドの1点ものの高級服で、プレタポルテが量産される高級既製服のことです。ほんとわからない言葉や曖昧な表現の言葉が多いですよねアパレル業界・・・。

 

さてこのプレタポルテコレクションの開催時期ですが、メンズコレクションでは実売の約9カ月前に行われています。1月上旬から2月にその年の秋冬物、6月下旬から7月にかけて来年の春夏物のコレクションがパリ、ミラノ、ニューヨーク、ロンドンで開催されます。この4都市で行われるコレクションは4大コレクションと言われています。
パリで開催されるコレクションがパリコレクションと呼ばれます。いわゆるパリコレですね。このように都市名+コレクションという名称で呼ばれています。海外ではファッションウィークと呼ばれているのでコレクションといっても通じませんが・・・。
東京コレクションは3月にその年の秋冬物、10月に来年の春夏物のコレクションが行われます。

 

ショー自体は完全に招待制、バイヤーやセレブ、モデル、プレスや各メディアなどが招待され一般人の入場は禁止。服飾学生でも抽選に当たった学生のみとなっております。昔はSNSもなかったし、情報配信するメディアも決まっていたのでクローズドな環境でもよかったのでしょうが、現在は個人でも情報を発信できるし、コレクションが終わった1時間後にはそのブランドの服を見ることはでき、大きなブランドであれば生中継もされています。

 

ブランドがコレクションにかかる費用に関してですが、これまた大きい。日本の東京コレクションに参加しているブランドの話ですが、服を作るのにかかった費用、演出、会場費用やモデルを雇ったりと諸々の費用をすべて計算すると、大体数百万から1000万程はかかります。たった15~30分のショーに対してですよ?なんともファッション業界って感じもありますが。

 

 

上のショーの費用を鑑みるなる、半年間で数千万以上のオーダーを受けるブランドでないと採算は合いません。にも関わらず、東京コレクションに出ているブランドは常連ですら年商3000万レベルと言われてるくらいです。これでは採算は確実に合いません。ブランディングなどもあるんでしょうが、費用対効果を考えたらホントにバカバカしいです。

 

事実、すでにある程度知名度のあるブランドは、このコレクションに参加しないというところが多いのも事実です。最近では無名のブランドもコレクションに増えてきており、全ブランドわかるという人は少ないでしょう。多くのブランドはコレクションに出ることに価値を見出していないのでしょう。

 

海外ではコレクションの前の席を百貨店の役員が取り合ったりという光景も見られるようです。またその場で商品を発注でき、そこで大きなお金の動きがあります。また最近では一般客を入場させるようにしたり、バーバリーのようにコレクションを9月に二つ分のコレクションを同時、しかも男女共に開催し、コレクション後はオンラインや店舗ですぐ発注できるようにしたり、トミーヒルフィガーは実売時期と同じ服をコレクションで発表するなど新たなモデルケースを探すことに必死になっています。

 

日本のコレクション今後このような流れを真似して変わっていくでしょう。ただ、華々しく流行や自由、最新のデザインを追い求めているファッション業界の中身は意外と旧態依然としている事が多すぎます。こういったところはどんどん改善していくべきでしょう。


さて、今回はここまでです。
個人的には音楽フェスやライブなどとファッションショーを組み合わせれば面白いものが出来るんじゃないかなとは思いますし、自分で開催したいと思っています。この記事についてはまたいつか書きます。

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