グレイトフル・デッド(Greatful Dead)に学ぶ生き方


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さて今回のmodaddiction(モーダディクション)は前回の続きです。
※前回の記事を未読の方はこちらから一読ください。
コンサートが人気?ライブについて

前回の最後にアーティストがどうしていけばいいかということでグレイトフル・デッド(Greatful Dead)を見習えと言いましたが、実際に彼らが行っていた方法で見ていきましょう

グレイトフル・デッドとはどんなバンド?

まずグレイトフル・デッドがどんなバンドであったか簡単に見ていきましょう。
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彼らは1965年に結成されたアメリカのロックバンドで、メンバーは5~7名の間で変化し、スタイルとしてはジャズやロック、サイケ、レゲエなどなど様々な音楽を融合したユニークなものです。ライブはインストルメンタルジャム、つまり即興演奏でのパフォーマンスがメインで、長い時には8時間ものライブを行うことがあったといいます。

活動した30年間は常にツアーを行い、解散まで約2350回のライブを行っています。また「デッドヘッズ」と呼ばれる熱狂的なファンもいて年間のコンサート収益は常に1,2位を取り、CDの売り上げは3500万枚を超えています。

彼らが他のバンドとどう違ったのか見ていきましょう。

 

1.録音OKのライブ

まずはこれでしょう。彼らはライブの録音が禁止だった時代にライブの録音を許可しました。録音をする者は「テーパー」と呼ばれ、ライブ会場に録音に適したテーパー専用の場所を確保し、テーパー専用のチケットも作り販売しました。ライブ数約2350回の内、2200回ものライブの音源が、高音質で残っているのです。

ただでさえ現在も録音、撮影を禁止しているライブ会場、アーティストは多いのにも関わらずこの待遇ですよ。

2.録音した物のコピー、創作OK。交換も可能

彼らは録音を許しただけでなく、録音した物のコピーや創作、交換も商業目的でなければOKとしたのです。商業目的ではないにしろ、もうこれ私的利用を超えてますよ。フェイスブックで言われるシェアと同じような効果があるでしょう。こういったコンテンツを無料化し、口コミさせることでより皆に知ってもらいライブの動員を増やしました。

これ言っておきますがYoutubeのない時代ですよ?やることが先進的すぎます

3.同じライブはしない

これは彼らの音楽スタイルも関係しているでしょうが、彼らはライブの構成において同じように曲演奏するのは大体2割で、即興演奏が8割であったといいます。また歌い方一つとってもライブでは2回同じような歌い方をすることはないと公言していました。

毎回ライブの内容が違う。これを聞いてファンは黙ってはいられないでしょう。ツアーを全部回るようなファンも出てきますよね。

4.ファンはパートナーである

彼らはファンをパートナーとして考えて、いつもファンを優先してライブを行ってきました。チケットの販売をファンに優先的に教えるのはもちろん、音楽だけでなく無料の食事や宿泊を提供したり、はたまた健康管理まで行っています。

このような「体験」をファンにさせることにより、ファンは彼らにより忠誠的になっていくのです。

 

 5.ブランディング管理のゆるさ

彼らはツアーの宣伝テーマにこだわらず、ライブごとにポスターデザインも変わったりしていました。本来、バンドとはイメージ戦略が重要です。そのブランドともいえる管理がきつい物であったら必要以上に労力を取られます。彼らくらいのバランス感覚は見習うべきかもしれません。

 

6.好きな事をする

一番はここに尽きるでしょう。好きな事であるから、モチベーションも上がり追求できるのです。
彼らが彼らの音楽が好きでなかったらここまで成功していなかったでしょう。この好きな音楽をどうやってみんなに聞いてもらうか、どうやってライブに足を運んでもらうか考えた結果の成功だと思います。

好きなことをやり通すということは、結果的に成功しやすいのです。

 

最後に

今回はここまでです。簡単ではありましたが、今回の記事でグレイトフル・デッドを通して、バンドがどのようにしていけばいいかの指針になれたのではないかなと思います。

この他にも彼らは多くの事に取り組んでいます。もっと彼らをよく知りたいという方はぜひ「グレイトフル・デッドにマーケティング学ぶ」を読んでもらいたいです。バンドとしての取り組みの事例ですが、現代の企業にも取り入れることが多く書いてありますのでぜひ。では!